手作り鍛造による
製作工程を紹介
彫金(jewelryの制作)ですが、作り方には大きく分けて2つ
鍛造(叩いて伸ばして曲げて)と鋳造(型に地金を流し込む)があります。
ビエンラでは通常、鍛造にこだわり制作します、なので素材も加工の中で強く締まったいい地金に成っていきます
そのお客様に合った形や装着感を考え、注文を頂いてから丁寧に1本1本仕上げています。

地金の溶解
結婚指輪で使用されるプラチナの融点が高いため1500度を越す高温がえられる酸素混合のガスで溶解します。
角材を作る
地金の塊を金槌で何度も叩き締めながら角状にして、圧延ローラーで、欲しい幅と厚みを出していきます。 そうすることによって内部の空気を失くし、原子の列を綺麗にし緻密で耐久性のある指輪になります。
曲げてリング状に
特殊なペンチやハンマーで叩いて丸く棒の両端を合わせます。
ロウ付け
合わせ目にロウを置きバーナーで熱してロウ付けをする。ロウ材が本体より先に溶け毛細管現象で隙間に流れてゆきます。

成形
ヤスリで狙った形に削りだしていきます、同時にリング内側も平らな面から甲丸状にしていきます、そうする事によって装着感が格段に良くなります。



手彫り彫刻と石留め
ビエンラの特色の一つのヨーロッパの伝統技法による彫刻を彫っているところです。細かい作業ためルーペが無いと彫れません。
磨き
研磨剤とともに写真の回転する布地にあてて磨く。リングの成形をした時点でほぼ磨きをしておきますが、最後にルーペで確認しながら細かな傷まで取り鏡面にします。